秋山さやか滞在制作
秋山さやかによる、柏の葉での滞在制作の様子をお伝えします。
完成一歩手前
秋山さやか滞在制作
仕上げの際、帯のようなパーツ(電車等の道のり)と作品本体とを繋いで行く様子です。
↓

ひとつにつながりましたが、秋山さんにとってはこれはまだ完成形ではありません。
実際の展示現場でないと仕上がらない、言わば、インスタレーション作品でもあるからです。
「展示の際に、地図パーツから右に飛び出ている薄い緑のリボンと、
道のりのパーツを、縫い合わせて、
ふたつの時間と場所は完全に繋がり、この作品は完成。」
さて、以上で秋山さやかさんによる滞在制作レポートは終了です。
完成作品は是非現地でご確認ください。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
※写真を無断でコピーや掲載する事を禁じます
ディティールカット
秋山さやか滞在制作
それでは作品のディティールをお見せして行きます。

△柏の葉キャンパス駅やららぽーと、UDCK周辺です。

△柏の葉キャンパス駅はこうなりました。

△パークシティ柏の葉キャンパス 二番街です。
この作品はA棟エントランスに設置されます。

△秋山さん、この柏市公設市場にはよく通いました。

△秋山さんが滞在したウィークリーマンション周辺です。

△秋山さんはウィークリーマンションには48日間宿泊しました。
作品中、ここが最も縫い目が密集しているのだそうです。

△事前に用意していた地図から生活範囲がずいぶんとはみ出したようで、途中で地図を継ぎ足しています。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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作品 ほぼできました
秋山さやか滞在制作
12月11日。
作品がほぼ出来上がり、レジデンスを終えました。


※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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秋山さやか滞在柏の葉制作終了
秋山さやか滞在制作
秋山さやかさんは12月上旬に柏の葉の滞在制作場所からご自宅に戻りました。次回以降の更新は、ご自宅で仕上げを行い、設置するところまで制作を終えた作品の状況をお伝えします。インスタレーション(=環境演出)の要素が大きい秋山さんの作品は、設置を終えてはじめて完成します。作品設置は5月を予定しています。完成作品は是非現地でご覧ください!
秋山さんが食した柏の味
秋山さやか滞在制作
秋山さんはいつも滞在先「ならでは」の食を探します。
作品の素材だけでなく、血からその土地に溶け込みたいという思いがあってのことなのです。今回もさまざまな味を知ったということで、写真は「生落花生」、千葉と言えば「海苔」、そして近くの畑での採れたての野菜や果物です。

秋山さんが通った柏の葉の市場
秋山さやか滞在制作
秋山さんが滞在したウィークリーマンションの近辺には『柏市公設総合地方卸売市場 』がありました。
新鮮なご飯を食べたり、いろいろ買い物に行ったそうです。

秋山さん滞在場所周辺
秋山さやか滞在制作
柏の葉キャンパス駅周辺は近代的な街並みですが、秋山さんが滞在したウィークリーマンションの近所は自然あふれる場所だったようです。下記は秋山さんが撮影した近所の様子です。
さまざまな顔を持つ街「柏の葉キャンパス」が、今後どのように発展してゆくか注目していきたいですね。



※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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秋山さんが見た風景
秋山さやか滞在制作
さて、秋山さんが制作にラストスパートをかけている間、今回から4回連続で秋山さんが柏の葉滞在中に撮影した作品以外の写真をご覧いただきます。

▲建設中の「パークシティ柏の葉 二番街」

▲「パークシティ柏の葉 一番街」
秋山さんのレジデンス先や、柏の葉キャンパス駅~柏市若柴エリアでは、どこにいても建設中の「パークシティ柏の葉キャンパス 二番街」とすでに完成している同一番街が大体見えたそうです。いつも目印にして日々歩いていた秋山さん。道に迷うことはなかったかもしれませんね。
※秋山さんの作品は二番街に設置されます。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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制作いよいよラストスパート!
秋山さやか滞在制作
久しぶりに秋山さんから制作風景の写真が送られてきました。
これから制作はラストスパートに入ります、とのメッセージ付きで。
秋山さんは柏の葉での滞在制作について下記のように語っています。
「実際の土地をあるいて、作品の上を縫って、
私は2度柏をあるいている。
今は、自分の足あとを辿っているような感じ。」
秋山さんには制作に集中していただくため、次回から数回はこれまで秋山さんが柏の葉滞在中に撮りためていた作品以外の写真を公開します。

※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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秋山さやか滞在制作
今回も作品の部分をご報告します。

こちらはとある地元の人が愛用している商店だそうです。
よく見ると透明の素材が見えますね。
秋山さんがここで買い物した時に付けてもらったプラスチックのスプーンが縫い込まれているそうです。
秋山さんの柏での制作はそろそろ大詰めを迎えます。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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近所のスーパーマーケット
秋山さやか滞在制作
今回は作品の他の部分も見てみましょう。
下記写真部分は秋山さんが滞在している近所にあるスーパーマーケットを表しているそうです。
そこで買ったペット飲料の包装フィルムを縫いこんでいるとのこと。

ここでも地図の生地から縫い込み部分がはみ出していますが、秋山さんは地図より外のエリアにも足を伸ばしているということですね。最近の作品ではどんどん「はみだしていく」そうです。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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現在の作品のようす
秋山さやか滞在制作
これまで部分的に制作過程をお伝えしてきましたが、作品が今全体的にどのようなようすか気になるところですよね?
下の写真は作品の引きのカットです。(注:全体ではありません)

これまでご紹介してきた柏の葉キャンパス駅やららぽーと柏の葉周辺を含め、秋山さんが歩いた軌跡が様々な色や素材を用いて鮮やかに縫いこまれています。
引きで作品を見ると、駅やららぽーとの縫い込みがいかに細かな作業をもとに制作されているかお分かりいただけるかと思います。
秋山さんの制作は、まだまだ続きます。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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秋山さん設置現場視察
秋山さやか滞在制作
先日、秋山さんは作品が設置されるA棟エントランスを訪れました。
実際に設置されるガラス棚に作品をあわせて、空いている空間の感触を確かめます。

建設現場なのでヘルメット着用姿の秋山さん。寒い日だったので上着は鴻池組さんが貸してくださいました。
地図範囲からはみ出る部分があり、それをどのように空間にフィットさせるかを確認しました。
行動範囲が広がり、用意していた地図の範囲を超える場合がある場合は、はみ出た部分を別に制作し、地図に取り付けるそうです。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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ららぽーと柏の葉エリア その3
秋山さやか滞在制作
秋山さんのららぽーと部分の制作もいよいよ佳境に入ってきました。
ピンク色のドーナツ型のものや様々なものが縫い込まれていますね。
縫い込みの密度が濃いということは秋山さんが何度も通った証でもあります。

ららぽーと柏の葉エリア その3
秋山さやか滞在制作
まだまだ秋山さんによるららぽーと柏の葉の進化は続きます。
ピンク色のビニール素材が加わりました。逆さの顔みたいに見えますね。
秋山さんは様々な素材を使いますが、ビニールは破けやすいので特に注意して針を通すそうです。

ピンクの隣に何やら太いケーブルのようなものが登場しました。
このような太めの素材は穴を開けて縫い込むそうです。
次回はららぽーとエリア制作の最終段階をお伝えします。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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ららぽーと柏の葉エリア その2
秋山さやか滞在制作
前回の告知の通り、今回はららぽーとエリアの制作の様子をお伝えします。
下記はららぽーとエリアの制作に入るところのカットです。
秋山さんは糸のほかに実際にららぽーとに行って買い物した際のラッピングやレジ袋、包装紙、スタンプカード、パンフレット等、あらゆる「ここで」手に入った素材を使います。

制作が進んできました。グリーンをベースにすることにしたようですね。たしかにららぽーと柏の葉館内では館内のご案内など緑色をよく目にするように思います。
秋山さん曰く、「ららぽーとの新しさやきちんとした感じを出すために、まず四角の模様を選んだ」そうです。
さて、次回はこのエリアが更にどのように変化しているか、どうぞお楽しみに!
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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ららぽーと柏の葉エリア制作開始
秋山さやか滞在制作
現在柏の葉の住民である秋山さんは、この地域の大型ショッピングモールである「ららぽーと 柏の葉」もよく訪れているようです。
今回から連続4回で、ららぽーとが縫い進められてゆく過程をお伝えします。
下記はまだららぽーとに縫い込みがされていない状態です。
ここからどのように作品が変化してゆくのでしょうか?

※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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柏の葉エリアも着々と
秋山さやか滞在制作
今日も秋山さんは柏の葉で生活をしながら、自分が歩いた道のりを縫い込んでゆきます。
これまでは柏の葉と神奈川のご自宅を往復することが幾度かあり、地図の範囲外の部分を制作されていましたが、いよいよ柏の葉エリアの地図にも少しずつ縫い目が入ってきたようです。
今回の地図は、UDCKに提供していただいたデータをもとに、作家が手を加えて作成したオリジナルのもので、同じものは2つとありません。この地図は数年前につくられたもので、今は見かけない地名も出てきます。実は秋山さんは現存の地名と旧来の地名の表記を変えています。その違いについては、是非完成後直接作品をご覧になって探してみてください。
素材もすべて柏の葉周辺で揃えています。大分溜まってきたようです。
作品はまだまだ変化を続けます。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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神奈川から千葉まで・・・進行中
秋山さやか滞在制作
ファブリックの地図範囲から飛び出した、神奈川の秋山さんのご自宅から千葉・柏の葉の滞在先までの道程部分が、さらにつくり込まれてきました。この部分は、地図の作品にくっつけて展示します。
最近の秋山さんの作品は、このように地図部分をはみ出すことが増えてきているそうです。
計画立ててはみだし部分をつくるのではなく、生活をしてゆく上で自然発生的に生まれてくるとのこと。
作品の最終形状は、出来上がるまでご本人にもわからないそうです。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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神奈川から千葉までの道程
秋山さやか滞在制作
前回の記事で、秋山さんの神奈川のご自宅から千葉までを表した部分をご紹介しました。
この部分の制作が進み、現在下記写真のような状態になっています。
作品のディテールについて
秋山さやか滞在制作
さてさて今日も柏の葉で生活と制作を続ける秋山さん。
作品に大きな変化が加わったようです。
おやおや、作品から何かが伸びていますね!
この帯のような部分は、神奈川の自宅から、千葉までの道のりを表しているそうです。
道中の切符や飲み物のラベルや買った物、使った物などが縫い付けられています。
こうして秋山さんは今日も色んな「旅の痕跡」を、縫い込んでゆきます。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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作品の素材について
秋山さやか滞在制作
今回は秋山さんの作品に縫い付けられる素材についてお話いたします。下の写真は制作風景ですが、さまざまな素材が散らばっていますね。

秋山さんは生活中に触れる色んな「切れ端」をとっておきます。
普段の生活をしていたらゴミになりそうなものでも、制作中に出会うものは本人には大切な「原石」なのだそうです。
切符も大事な素材のアイテムとのこと。
最近はカードの普及であまり切符を手にすることがなくなってきましたが、秋山さんは
「記念にとっておきたいので」と駅員さんにハンコを押して切符をもらうのだそうです。
本人曰く「ちょっと恥ずかしいけれど、旅気分が味わえて楽しい」そうですよ。
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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柏の葉キャンパス駅周辺
秋山さやか滞在制作
今日も柏の葉のどこかで滞在制作を続ける秋山さやかさんですが、いよいよ制作が進んで来た様子です。今回は作品のディテールカットをご覧にいれます。
下記作品部分の地図は、柏の葉キャンパス駅周辺だそうです。
数字が印刷された紙片が見えますね。一体何だと思いますか?
この紙片は時刻表なのだそうです。
秋山さんの作品には、地図の場所とそこに縫いこまれているものの関係性を考える楽しさがあります。
今後は何が縫いこまれていくのでしょうか?
お楽しみに!

※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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作品に使われる道具や素材について
秋山さやか滞在制作
さて、いよいよ制作開始です。滞在先での生活を作品に反映する秋山さん。
素材は針1本から全て、現地で見付けた物のみ使用するそうです。
糸だけに留まらず、配布された紙や買い物袋、電車の時刻表も見えますね。
これから作品がどのように変化してゆくか、どうぞお楽しみに!


※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama
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ここからはじまります
秋山さやか滞在制作
柏の葉の住民となった秋山さやかさんから便りが届きました。
下記写真は作品のベースとなるポリエステル生地で、まだ一針も入っていない状態とのこと。
写真をよく見てみると・・柏の葉キャンパス周辺の地図が印刷されていますね。
秋山さんはおおよそこの地図の範囲を日々歩いて、その軌跡を生地に縫込みます。
何が縫いこまれていくかは、次回以降のお楽しみに!
※写真は全て作家本人が撮影 Photo: Sayaka Akiyama ※写真を無断でコピーや掲載する事を禁じます
秋山さやか滞在制作スタート!
秋山さやか滞在制作
「パークシティ柏の葉 二番街」住居棟の各エントランスには、若手アーティストによる作品が設置されます。「柏の葉」にちなんだ作品が多く含まれますが、柏の葉の地において、今まさに秋山さやかが作品制作を開始しました。
この特設コーナーでは、アート界で注目されている若手作家のひとり、秋山さやかによる柏の葉滞在によって、作品がつくり上げられてゆく様子をご紹介します。普段はあまりうかがい知ることのできない、アーティストの制作現場をご覧いただけます。今回制作された作品は来春エントランスに設置される予定です。
第1回目となる今回は秋山さやかについてご紹介します。
秋山さやかは、さまざまな土地へゆき実際に生活し、そこでたどった軌跡を地図に糸などでつぶさに縫い込む作品で知られています。最近の主な展覧会に2009年東京都庭園美術館「Stitch by Stitch」展、十和田市現代美術館「ラブラブショー」展、また2010年上野の森美術館「上野さんぽ」などがあります。
これまで秋山が滞在制作した土地は上記展覧会の地以外でも、ベルリン(ドイツ)、モンフランカン(フランス)、バロー・イン・ファーネス(イギリス)、日本では札幌、横手(秋田)、米子(鳥取)、長岡(新潟)、東京でも青山、代官山、六本木・・など枚挙にいとまがありません。それぞれ異なる土地での生活は、作品にさまざまな表情や要素を与えます。日々の生活とともに進化する作品の仕上がりは、完成するまで作家にも分かりません。刻一刻と変化する作品の様子をほぼ時差なくお伝えします。
次回以降はさっそく作品制作の状況をお伝えしてゆきます。
どうぞお楽しみに!

制作風景(2007年)
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